任意整理を解説〜メリット・デメリットについて

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任意整理を解説〜メリット・デメリットについて

借金の整理=債務整理をする方法は4つあります。その中で「任意整理」は裁判所を通さずにできるので、面倒な手続きが必要ないことからも多く利用されています。そのために任意整理は、基本的には債務者(利用者)と、債権者(金融会社)との1対1の関係となります。ただし交渉が必要になるので、話し合いの席に着く時には、弁護士や司法書士に依頼をする場合が多いようです。さて、任意整理とは具体的にどんなことを行うのでしょうか?

 

 

任意整理とは?

 

任意整理を行う時の基本は、利息の払い過ぎによる過払金があることです。2010年にグレーゾーン金利が廃止された事で、それ以前に借入れをした方は過払金が発生している可能性が高いと言われています。5年以上返済を続けている方で債務整理を考えている方は、任意整理がオススメと言えるでしょう・

 

利息を払い過ぎるということは、利息制限法で定められた15〜20%を超えた利息を支払うことを指します。本来お金を借りる時に適用される法律は利息制限法です。利用者はこの法律で定められた利息を超えて支払う義務はありません。

 

ところが金融業者の方は、罰則規定が設けられているもう1つの法律「出資法」の上限金利を利用者から徴収していました。その金利は29.2%という利息制限法の上限金利を大きく超えた金利でした。

 

この2つの法律によりグレーゾーンが発生することになったのですが、上記のようにグレーゾーンが廃止されたことで、多くの利用者がこぞって過払金返還請求を始めました。その時に請求をしなかった方は、これから任意整理として払い過ぎた利息を取り戻すことができます。利息の引き直しをして、払い過ぎた利息で将来の利息を0円にし、それでも足りなければ元金に充当をして、借金自体を減らすことができます。

 

また、さらにそれ以上に利息を払い過ぎていて、その金額が元金をも超える場合には、過払い金返還請求で払い過ぎたお金を取り戻すことができます。

 

 

任意整理のメリット

 

任意整理は払い過ぎたお金が戻って来る手続きなので、何もかもがメリットのように思えるかも知れません。それでも特に他の債務整理にはないメリットとして、借金が複数ある場合、整理したい借金だけを整理できます。たとえば社内貸付などでお金を借りている場合は、任意整理をしてしまうと何かと都合の悪いこともあるでしょう。このような借金は従来通り返済を続け、他の借金は任意整理をするという利用が可能です。

 

また自己破産のように財産を処分する必要も無く、資格制限を受けることもありません。

 

 

任意整理のデメリット

 

自己破産のように借金そのものを無くすことはできません。また任意整理後3年間で返済が完済する必要もあります。その為に返済能力があることも必要な条件となります。

 

また払い過ぎた利息を取り戻すとは言っても、やはり債務整理であるために5年間は個人信用情報機関に事故情報が残ってしまいます。そのために新たに借入れをすることが非常に難しくなります。

 

任意整理をすることによって、本来支払う必要のなかった利息を取り戻すと共に、借金を圧縮して毎月の返済額を軽減できるので、返済に困った時は利用すると良いでしょう。